『オレって、そんなに価値のない人間なのかな』
(陸王から引用)
30歳になりサラリーマン仕事にも慣れた
それなりに責任のある仕事もしている
プライベートでも金銭的に余裕が出てきた
彼女は居るけれど結婚するという雰囲気は未だない
今の状況を続けても良いんだけれど、納得のいっていない自分がいる
次のステップをどうしようかと迷いがある
「今の年齢でしか変えられないこと、選択できないことが有るのではないか?」
そんなあなたに、池井戸潤著の『陸王』を読むことをおすすめします。
100年以上続く老舗の足袋屋さん。売上は年々減っていく。
銀行からの融資も苦しくなり、このままでは縮小していき、いつかは廃業になる。
社長は立て直すために新規事業としてマラソン足袋の開発に取り組む・・・
老舗の足袋メーカがレッドオーシャンのマラソンシューズの世界でどのように戦って行くのかが書かれています。
本『陸王』のみどころ
『どんな時にも勝利を信じろ!』
このフレーズにこの本の魂が凝縮されています。
現実的には諦めたくなる最悪の状況の人たちがでてきます
・銀行からの融資が止まりそうな零細企業の社長
・50回も就職面接に失敗した23歳の就職浪人
・技能があり、100人以上のアスリートの信頼を得ているが会社に評価されない会社員
・マラソンで上位にいながら最後の2キロで足の故障で倒れ世間に見捨てられたランナー
・会社を倒産させて精算したが、闇金からの150万の追い込みを怖がり生きる元社長
この話はフィクションと言われていますが、実際にあったとことを元にかかれていると考えられます。
『どんな時にも勝利を信じろ!』と考えて行動することで光が見える可能性があると教えてくれます。
迷っているときに読むこと、おすすめします。
本『陸王』の紹介
ページ数:588ページ
価格:1836円(税込み)
私はキンドルで購入したのですが、なかなか終わりません。
ぐうぜん本屋で平置きになっている本を手に取ると分厚い。
思わずページ数を確認すると588ページの長編。
全話のあらすじ、キャスト、主題歌、原作、マラソン足袋のモデルのまとめ記事はこちらをどうぞ↓↓
https://nakashin.net/rikuomatome/
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