こんな方におすすめ
- クラウド契約料金を下げたい
- データを綺麗に保ちたい
所有する物理的なモノは最小限にまで減らせています。
ふと、考えてしまったこと、
疑念が沸き起こりデジタルデータの片付けを始めました。
この記事は、デジタルデータのミニマム化について参考になる内容です。
デジタルデータが肥大化している!
モノを減らすために、本をPDF化し、重要な書類はスキャン、アイデアのメモはエバーノートへ入力、写真に残してモノは廃棄、
なんでもデジタル化してモノは捨てるミニマリスト街道をまっしぐらに進んできました。
結果、データがとてつもなく増えて、クラウドの契約は2Tバイト。
とてつもない数が溜まっている!
デジタルのデータは検索性もよく物理的な場所も取らないので、膨張していることに気が付きにくい、
加えて場所の費用はリーズナブルで、生活していく際に特別な問題はないのです。
ふと、我に返りデジタルデータをミニマルにする活動を始めました。
デジタルデータ量の把握
電子データを先ず何件あるかを調べます、私の場合は以下となります。
- エバーノート 8,911ノート
- 写真 20,014枚
- ビデオ 721本
- Gmail 60,786行、
保有している電子データをリストアップすることが最初のステップです。
何年もかけてデータを溜めてきた事実に驚くことでしょう。
ここで、脳に大量のモノ(デジタルモノ)を保有していることを認識させて、ミニマリスト思考を動かすことが目的です。
※ミニマリスト思考とは、モノを減らした〜い、と湧き上がる欲求のこと。
デジタルデータを整理(捨てる)
溜めてきたデータを整理する(捨てる)には、考え方の切替えが必要です。
デジタルデータは場所も取らないし、データの保管が有料であっても年間に1万円もかからないので、捨てる必要性を感じるのは難しいのです。
でも、よく考えてみましょう、
「何故、ゆるミニマリストになろうとしたのか?」
ミニマリストになるのは、モノを減らしてスッキリとしたいに加えて、
「シンプルに最低限の大事なものと生きる」
ではなかったでしょうか?
デジタルデータも同じです。
大量データに囲まれて重要データが見つけにくくないですか?
何年間もアクセスしていないデータが溜まってませんか?
ミニマリストとしての重要なことを思い返すとデータを捨てることも大事だと気が付きます。
このステップを経て不要なデータを捨てていくことができるのです。
捨てる時の重要ポイント
- 長期間アクセスしてないデータを捨てる
- いつか使うかもデータは一旦手放す
- 必要なときに手に入る方法が分かるものは捨てる
考え方はモノの断捨離と同じです。
デジタルデータを整頓(増やさない)
デジタルデータを整理して捨てられたら再び古びたデータが増えないようにします。
重要なことは
- 収納場所を制限する
- 重複して持たない
収納場所を制限すること。OneDrive、GoogleDrive、iCloudなどを複数利用している場合は数を減らします。私はiCloudをメインに、GoogleDriveをサブにして他のクラウドサービスにデータを置くことは止めました。
置き場所をしっかり整理しておけば、追加するときにも慎重にデジタルデータを保管しておくことが必要か判断できます。
重複して持たないこと。いろいろな場所に念の為とバックアップするのは止めます。
【例1】Gmailを転送してエバーノートに保管しているものは片方にしましょう。旅行や資料作成のために一時的に保管したものなどがゴロゴロと出て来るはずです。
【例2】写真をiPhone写真からGoogleフォトへバックアップすることやめましょう。今のクラウドサービスは昔のパソコンのハードディスクのように突然クラッシュして全て失う可能性は低いのです。特別な写真をバックアップするなら、誰かに送り持ってもらう、SNSのインスタグラムやTwitterに投稿して残すほうがより安全安心です。
※ただし最重要デジタルデータは複数のクラウドやUSBスティック等にバックアップを置くべきです。(Gmailも一種のクラウド保管庫)
保管場所の制限と複数保管を停めることで、何でも取り敢えずデータ化を避けられ、再びデータが大量に増えることが防げます。
デジタルデータを清潔に(きれいに保つ)
デジタルデータは持ち物と同じように有効に活用することが目的です。使わないモノをもっているのはミニマリスト的には気持ち悪いのです。
きれいに保つための基本は直ぐに見つけられることです。なので、タグを付ける、グループ分けするなどして検索しなくてもデータにたどり着けると理想です。(そうはいっても検索で見つかればよいですけど)。でも、タグ付などの手間をかけたくないデータはきっと不要なんです。
きれいに保つことでデータが使いやすくなり、持っている価値がでてきます。
さいごに
あなたが突然事故で死んだと想像してみてください。
遺族に見られたくないデータありません?
私がデジタルデータの整理の必要性に気がついたのは、この答えが「有る」だったからです。
ミニマリストとして物理的なモノは最低限しか持っていないし、銀行口座、不動産、所有物の処分については遺書を作り、自分自身の遺体も臓器移植の希望を書いてます。
でも、デジタルデータについてはノーマークで、データ内に死んだあとに解約が必要なデータベースの取引や、オンライン銀行、があり整理しなければと気が付きました。
そして、見られたくない恥ずかしいメモや写真にも気がつき、自分でも忘れているデジタルデータがあることを発見したのです。
今、自分でも覚えていないメモや写真を保管していて、誰かの役に立たないなら、きっと死んだあとにも役に立ちません。それどころか、死んだあとに恥ずかしいものを見られるリスクは辛すぎます。
なので、ゆるミニマリストとして、電子データを物理的なモノと同じように整理整頓して減らすことは重要だと考え、日々のゆるミニマリスト活動に加えました。