こんにちは、しんじです。
ウォーキングが好きで、行き着いた先は競歩のウォーキングスタイルでした。
色々なウォークングのセミナーに参加し、デューク更家さんのウォーキング、スピードウォーキング、WBTウォーキング、などなど実践したあとにたどり着いた結論は・・・
「ベースは全て競歩だ!」
昨今は、ウォークが流行っていて公園や道路でウォーキングしている人も多く見かけます。
でも、せっかくウォークしているのに、姿勢が悪い人をみるともったいないなあと思ってしまいます。競歩スタイルをベースにしたウォーキング(競歩ウォーキングとこのあとは略します)をすれば、「姿勢よく歩けてスタイルが綺麗に見えるようになるのになあ」と。
だからと、道で声をかけても変質者と勘違いされそうなので記事にすることにしました。
この記事を読んで競歩ウォーキングに興味を持つ人が増えて、ウィーキングしている人がより美しく見えること期待して書いてます。
競歩は腰くねくねではない
まず、競歩というスポーツについてですが、
競歩は2kmのロードコースを使いマラソンに比べるとゆっくりに見えるスピードなので花が少なめ。(実際に競歩の選手の歩きを見ると走っているようにしか見えないとんでもないスピードですが、テレビではジャンプのない動きからそこまで速く認識できない。)
日本ではランニングで膝を痛めてから転向する例が多いマイナースポーツで、お笑いで面白おかしく競歩の歩き方を表現する方がいるので、腰をクネクネするスポーツと思っている方も多いでしょう。
でも、2019年にドーハの陸上世界大会で優勝した鈴木雄介選手の歩き方を見れば考えが変わるはず。
この美しいスムーズな歩き方を動画で見てください。(真っ黒画面が表示されている場合はYoutubeをクリックすると見れます)
競歩をおすすめする理由
上に書きましたが、競歩は膝を痛めたランナーが始めるパターンが多いもの。
ということは「膝を痛めないスポーツ」ということです。
わたし自身も、40を超えてから運動する必要性を感じてジョギングを始めたのですが、クッション性の良いランニングシューズを履いても膝が痛くなり続けられませんでした。
そのあとに、速く歩くほうが良いのでは?とウォーキングを学び始めました。
競歩ウォーキングを練習していくと、息が苦しくなるくらいのスピードで歩けるようになりました。(最高で10キロを58分=時速10km)。
そして、ウォーキングを速めるにはクッション性がない薄いランニングシューズを履くのですが、クッションが無くても膝が痛くならないショックがない歩き方ができるようになりました。
膝を痛めずに心肺能力を高める運動をするには競歩ウォーキングは最適です。
加えて、ランニングと異なり体幹を使い腕を大きく振って歩くので体全体が鍛えられます。
どんな靴でも練習できる
競歩ウォーキングの良いところは、ランニングと同じくシューズひとつで始められること。
そして、ランニングシューズでなくビジネスシューズでもできます。
飛び跳ねて着地するというショックを伴う動作がないのでどんな靴でも大丈夫なのです。
わたしは安全靴でもウォーキングの練習していますし、サンダルでも競歩ウォーキングスタイルで歩けます。
歩くことは人間の基本ですから、どんなときでも練習できるのは競歩ウォーキングのおすすめポイントですね。
競歩ウォーキングの練習を始めるならコレ
動画で学習
競歩の情報を提供してくれている元オリンピック選手の柳澤さんのサイトの動画から始めるのがオススメです。
かかと着地、膝の伸ばし方、腕の振り方と項目別に見ていける下の動画を最初にどうぞ↓↓
モデルさんを参考に
競歩ウォーキングの練習の一番のポイントは、モデルさんのような美しい歩き方を身につけること。
スピードの前に、歩き方ということです。
踵から着地して、膝が垂直になるまでは伸ばし、みぞおちを軸にして、一本の線の上を歩くのです。
これはモデルさんのある方と同じです。
これに腕振りを加えると競歩ウォーキングのスタイルが完成です。
競歩の選手は40超えでもトップクラス
競歩は現役をトップレベルで長く続けられることからも身体に優しいスポーツと言えるでしょう。
競歩50キロの世界記録保持者のJohan Denis選手は40歳を超えても世界大会で優勝しています。
41歳でヨーロッパ大会で優勝したときのインタビューをどうぞ。
ポルトガルのJoão Vieira選手は43歳で世界陸上で銀メダルをとっています。
ドーハの世界陸上大会で2位でゴールする瞬間を下の動画でどうぞ。
おわりに
わたしは、競歩ウォーキングに出会えてほんとに身体が改善しました。肩こりが無くなり、右目横の偏頭痛もなくなり、腰痛も軽減しました。
なによりも肩周りが一回り大きくなったねと、筋トレはしていないのに言われるのも嬉しいですね。
ウォーキングをせっかくするなら競歩ウォーキングのスタイルですることを心からおすすめします。
スポーツを全くしていなかった40歳を超えた私でもできたのも、ひとつのおすすめの理由です。
ここまで読んで頂き有難うございました。あなたのウォーキングスタイルを美しくする助けにこの記事がなると嬉しいです。