ミニマ終活

遺言書2022にはデジタル関連を忘れずに!

遺言書2022

こんな方におすすめ

  • 終活で遺言書を書きたい方
  • デジタル関係を遺言書に追加したい

1月になり今年も遺言書を書くシーズンになりました。
シッカリと遺言書は更新して時代の変化に合わせておきましょう!

今回は2022年(令和4年)だからこそ追加したデジタルデータ関連の内容をご紹介します。

あなたの遺言書のアップデートの参考になるはずです。

ココがポイント

  1. デジタル関連の相続は難しい
  2. 相続予定者のデジタルツールのレベルを把握して書く

 

 

■遺言書を書く理由はこちら→遺言書を作る理由は残された人が整理を早く楽に済ませられるように

デジタルデータを遺言書に

2022年になりデジタルデータの整理を始めたのですが、量が1.5TB(1Tは1000GB)あることに気が付いたんです。

中身は撮影した写真と動画が1TB、書類などのデータが500GB。特に書類データは死後の相続時に準確定申告したり資産の引き継ぎに重要です。

データはiCloudとグーグルドライブ、そしてevernoteに分けてバックアップしてあるのですが、死んだら誰もアクセスできません。

なので、死んだ後に相続者がアクセスできるように遺言書に記しました。

ただ、生きている間に間違って遺言書を見られてアクセスされては困るので、「100年ノートアプリ」を使います。→【デジタル終活】はいから100年ノートアプリは死亡後に指定した人に情報を開示可能

このアプリは死後に指定した人が問い合わせた場合だけ有料(4万程度)で内容を開示してくれるサービスなので、ここにIDとパスワードを書いておけば死亡時にだけ目的の人に伝えられます。

クラウドサービスは死亡時には相続人に開示してくれる可能性ありますが、証明など手続きが煩雑そうなので避けたいところです。

運営しているWebサイトを遺言書に

今運営しているネットサイトが4つあり、収入になるまでやっと育ってきたので、相続する金銭的な価値があります。

けれど、サイト運営したことのない人にとっては存在すら見つけることが難しいと思います。

なので、遺言書に運営しているサイトのURLを記し、借りているサーバーとドメインの会社、そしてGoogleアドセンス、アマゾンアソシエイト、楽天アフィリエイト、A8、などについて名義変更(口座変更を含む)をすること、と記します。

名義変更だけでなくサイト内のリンクの差し替えも発生するかもしれません、慣れていないとまずわからない手順なので、ココナラ等で相談すると良いと一言追記。

サブスクを遺言書に

オンラインサロンやアプリのサブスクに複数加入しています。

解約しやすいように1枚のカードに出来る限り集約していますが、亡くなった後にカードの解約が遅れたりすると無駄な支払いが発生しますし、カードの解約で済まない可能性もゼロではありません。

なので、サブスク内容をリスト化して遺言書に書きました。

マイルとポイントを遺言書に

ANA,JALのマイルだけでなく、ホテル系のポイント、PaypayなどのQR系のキャッシュ、これらも相続して欲しいものです。

マイルは20万以上あるので海外旅行に二人でいけるくらいの価値がありますし、ホテルもIHG系はホテルに5泊くらいはできます、QR系のキャッシュは多いときには数万円文チャージしていますから使い切って欲しい。

でも、マイルやポイント系は、運営会社から相続人に教えてくれることもなく、時間が立てば消滅してしまう可能性もあります。

なので、ポイント系をリスト化して遺言書にまとめました。

軽自動車を遺言書に

軽自動車を1台保有しています。

資産価値は小さいのですが、処分にお金を使ってほしくはありません。

なので、廃車ラボなどのオンラインで専門業者を探せば車の処理や名義の処理までを無料(車の価値と相殺)で処分してくれる可能性があると遺言書に書きました。

最後に

遺言書2022を作るにあたり、デジタル系の見えない遺産の残し方を考えていなかったことに気が付かされました。

デジタルデータは持ち主が亡くなると相続人が見つけることも難しいし、慣れていないとアクセスすることすら難しい。しっかりと相続してもらうには遺言書に書くことと、何があるかを事前にある程度まで話しておくことが重要だと分かりました。

ただ、多くのIDをクラウドにバラバラと置いてあるのですが、「100年ノート」からクラウドのアクセス情報を入手し、クラウドの中から見つけて貰えるかが心配です。

相続する予定の人が使用しているサービスに合わせるか、または私のサービスを使って貰っておく、ことが重要かもしれません。

ここまで読んでいただき有難うございました。あなたの遺言書2022を作成する際に、デジタル系の参考になれば嬉しいです。

 

 

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