終活

遺言書を作る理由は残された人が整理を早く楽に済ませられるように

20210424

遺言書を作る理由は残された人が整理を早く楽に済ませられるように

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こんにちは、しんじです。

2015年から遺言書を作っています。

2016,2017,2018,2020と更新して、今は2021年の更新を始めたところ。

遺言書をつくる必要があるほどの大きな財産はなく、相続者は息子ひとりだけなので相続バトルが発生する予定もありません。

健康面からみると、クローン病で大腸の手術をしたことがあり病院にも定期的に通っていますが、短期間で身体に変化がある病気ではなく、状態がひどくなっても意識のある時間の猶予はあります。

しかし、いつ事故にあったり難しい病気になるかも分かりませんので、遺言書は残された人にとって大事だと考え作成することにしてます。

今回は、私が遺言書を作る理由と、どんな内容を書いているのかを書きます。

 

わたしが遺言書を作る理由

遺言書を作ろうとしたきっかけは、大腸の痛みが多い時期に人生は長くないかもと感じたときに、

病院のベッドで長期の延命治療を受けたくないし、葬式も嫌いで、お墓に骨を残してほしくもないので、私の希望を書いておかなければと考えたのです。

また、一人暮らしなので残された人が整理するときに困らないようにすることも大事でした。

(注記)延命治療については生きている時なので遺言書ではなく「リビング・ウィル(終末医療における前指示書)」とのちに知りました。

こちらの記事→リビングウィル(終末期医療における事前指示書)を登録して過度な終末期医療を避ける準備する

遺言書のルールと効力を出すには

自分自身で作る遺言書は、本人の自筆で署名と押印があれば効力を発揮します。詳細な目録は自筆でなくても認められるように平成31年に変わりました。分かりやすいブログ→「弁護士 雨のち晴れブログ」

遺書は他にも公正証書遺言が一般的には有名ですし、秘密証書遺言、一般危急時遺言、難船危急時遺言、一般隔絶地遺言、船舶隔絶遺言が法律で定義されています。

わたしの場合、相続の分割のために作る遺言書ではなく、あくまでも残されたひとが楽に死んだ後の作業を進められるようにするものなので、印刷したものに相続部分を手書きして署名と押印だけです。

呼び方を「遺言書」ではなく「死亡後の作業依頼と遺産明細書」に変えたほうが目的に沿っていますが、「遺言書」のほうが残されたひとが分かりやすいかと、そのままにしています。

 

わたしの遺言書の内容

人生の夕日

それでは、私が遺言書に書いている内容をご紹介します。

【支払い及び解約処理】

  1. 死んだときの連絡先と相続する人
  2. 自分で判断できない場合の希望、遺体と葬式
  3. 賃貸契約
  4. 会社の連絡先
  5. 実印の場所
  6. クレジットカードのリスト
  7. 携帯電話の契約
  8. 郵便物の転送元

【遺産】

  1. 生命保険、医療保険、国民年金手帳
  2. 不動産とローン
  3. 銀行と証券会社

それでは、ひとつずつ説明していきます。

【支払い及び解約処理】

遺書は死んだときに誰かが部屋に入ってきたときに探すであろう場所に置いてあり、連絡してほしい1人の友人の連絡先を最初に書いてあります。

次に、もし植物人間のような自分では判断できない場合には延命処置をしてほしくないことを書いてあり。(これはリビングウィルですが、植物人間状態で遺言書を発見される可能性もあるので)

遺体の処理については、葬式と納骨はせずに火葬と散骨だけを希望してます。

そして、賃貸契約、会社への連絡、クレジットカード、携帯電話などの解約が必要な情報をリスト。

最後の郵便物の転送とは、引っ越しを多くしてきたので重要な郵便が昔の住所に来ることがあり、常に旧住所からの転送登録しているからで、残された人が心配なら転送登録を続けるためです。

まとめると、私の死後に整理する人が探さなくて済むように持ち物リストを作ってあるという感じですね。

【遺産】

資産については死んだ後に相続する人が、全部を把握し負債もかんがみ相続放棄をするかどうかの判断を簡単に早くしてもらうためです。

生命保険は、死んだときには素早く受け取りの処理をしてほしいので、保険会社の窓口と受け取り方について書いてます。

不動産は区分所有のマンションを賃貸に出している件です。管理を依頼している業者、登記の場所など遺産相続が早められるように書いてます。重要なのが団信(団体信用保険)の受け取りで、保険申請をしてくれないと残ローンの支払いが続いてしまうのです。

銀行口座は複数持っているのでリストにしてます。通帳を無しにできるなら作らないので、リストがなければどの銀行にお金を預けているかが残された人が見つけにくいためです。特にネット銀行はキャッシュカードすら無いですし、証券会社もネットだけなのでリストは絶対に必要かと。

まとめると遺産については、相続整理が早くスムーズにできるように明細を残しているということですね。

追加を検討していること

今後の遺書に追加するかの課題として、サブスクリプション(月次契約)のリストを作るべきか迷っています。

毎月定期的に支払う契約の量がだんだんと増えてきて、クレジットカードでの自動引き落としがたくさんあるので止める必要があります。ただし、クレジットカードと銀行が解約されれば自動的に支払いが止まるので、そのままでも良いのかもしれません。

デジタルデータの悩み

さて、わたしの今の悩みはデジタルデータをどのように残った人に伝えるかです。山のようにあるIDとパスワード、スキャンした重要書類、サーバーの契約、などなど死んだら整理してほしいものがあります。

でも、整理してもらうにもIDとパスワードが必要なので、それをどう残すかという問題です。生きているうちには知られずに、死んだ後に相続人だけにアクセスしてもらいたいのです。

それぞれの会社に亡くなったことを連絡し、相続人であることを証明すればデータの開示をしてもらえるはずですが、残された人に手間をかけることになるので可能であれば遺書で伝えたいのです。

デジタルデータの残し方についてはまだまだ検討が必要ですね。

 

おわりに

今回は私の作っている「遺言書」、正確には「死亡後の作業依頼と遺産明細書」について書きました。

自分が死んだ時を想像して整理や遺産についてまとめることは、今生きている自分について見つめなおす良い機会になり、死ぬまでにしたいことを達成するには?を意識する良いきっかけになります。

いちど、遺言書を作って整理することはとてもおすすめです。

 

ここまで読んで頂き有難うございました。この記事があなたの終活に何かヒントを与えることになれば嬉しいです。