今回はトラブル対応の仕事で出張が多めの方への記事です。
出張時のホテルでは連泊でも毎日荷物を全てパッキングして持ち出ると、
トラブル対応が早くなりお客様の満足度アップに繋がる？
というお話しですが、真のメリットは別にありました。
トラブル対応のお仕事とは?
私の職種はアフターサービスのトラブル対応です。
製品を販売したあとのサポートをする仕事で、製品にトラブルが発生したお客様への対応が最優先ですが、トラブルが発生しにくくすることも仕事です。
トラブルが起きた時に何が一番大事か？を自分がユーザーの視点で考えるとすぐに分かるのですが、
直ぐに対応してくれることが安心感に繋がります。
電話しても、なかなか故障を確認してもらうための予約が取れない時は不安になりますよね。
荷物を全て常に持つきっかけ
例えば大阪で1週間の出張、4泊5日ホテルに泊まるとき、
長期滞在なのでキャリーバッグをホテルの部屋で開き、快適に過ごそうと中の荷物を広げますよね。
私はそうしていました。
でも、あるきっかけで変えたのです。
そのときの大阪出張はトラブル対応ではなく、打ち合わせやトレーニングが目的でしたが、途中でトラブルの情報が入ってきたのです。
九州でトラブルが発生したとのことで、すぐに可能であれば来て欲しいとのこと。
でも、今は打ち合わせの会場におり直ぐには無理。荷物は取りに行くのに往復1時間かかるホテルに置いてます。
なので、申し訳ないけれど、明日以降に調整して欲しいと断りました。
もちろん、緊急で動けないことはあるので問題はないのですが、
ふと考えたのです、「もし荷物をすべて持っていたら動けたのでは？」と
直ぐに伊丹空港に移動して九州に移動できたのでは。
そして、ミニマリストであり荷物も少ないので、
「これからは、すぐに動けるように荷物を全て持ち歩くことにしよう」
と決めたのです。
ホテルから荷物を全て持って出るために
荷物を常に持ち歩くことに決めてから、
キャリーケースを持つのを止めて、バックパックひとつで出張することにしました。
荷物をホテルに置いていく理由は、キャリーケースを持つからです。
出張でオフィスや現場を訪問する時はキャリーケースは邪魔になるので最終日以外はホテルに置いてます。
これは一般的な普通のことで、問題は特にありません。
でも、バックパックひとつにすれば常に全てのものを持ち歩けて、かつ周りへの違和感もまったくないと気がついたのです。
★こちらの記事がバックパックだけ出張時の荷物選択の参考に→ミニマリストが持つ服は「手洗いできる」2週間の出張に服を2セットだけ
ホテルから毎朝全ての荷物を持ち出発する心がけ
同じホテルに滞在する場合、毎朝全てを持ち出発するには寝る前の心がけが必要で、
気を抜くと「まあ置いておくか」となります。
なので、寝る前に準備することは
- 翌朝に着る服を決めて用意（手洗いした服）
- パソコンをバックにしまう（充電ケーブルはつないだまま）
- パッキングを済ませる（洗面道具もしまう）
朝に起床してからの行動は、
先ず手洗いした服の乾き具合をチェックし、湿っているようならドライヤーで乾かして着替えを済ませます。
出発前に仕事をする場合は寝る前に片付けたパソコンを再び取り出して作業します。
「作業があるなら出しておけば？」とも思いますが、
バッグに片付けておくことで、再び出すと外のカフェ作業感覚でパソコンに向かえるのです。
準備の際にバッグに入れなくても良いのは、食料品やドリンクなど戻ってこれない時に諦められるモノは構いません。
実際にトラブルが発生し緊急で移動
出張時にホテルに荷物を置かないようにしてから、実際にトラブルが発生しました!
お昼ごはんを食べている時にトラブルの情報が入り、
「行ける？」
すぐに移動できると答え、宿泊していたホテルに電話してキャンセルし、300km先のトラブル先に移動。
ホテルのキーは都度メモリに書き込むカードキーだったのでカードキーは返却しなくても大丈夫でした。
よく宿泊していたホテルだったからかも？しれませんが、もし返却が必要なら宅急便で送ればOKです。
おかげで、トラブル先にすぐに移動してお客様に対応したことで、お客様の満足度をより上げました！
おわりに、真のメリットは「行動の軽さ」
出張時に荷物をホテルに置かずに常に持ち歩くことはお客様対応のメリットのために始めたのですが、自分自身にも大きなメリットがありました。
とにかく行動が軽くなるのです！
飛行機に乗るときに預け入れないので気軽なのはもちろん、
ゴロゴロと転がすキャリーケースが無いので移動先で「まずホテルに荷物を置いてから」というステップがなくなりました!
そして、出張時に移動時間をとても有効に使えるようになり、仕事もレベルアップでき、ステップアップできました!
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