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【終活】孤独死後の発見に「見守りライト」は?IoT活用でメールを自動送信

【終活】孤独死後の発見に「見守りライト」は?IoT活用でメールを自動送信

ひとり暮らしの悩みのひとつに「もし孤独死した場合に腐って匂いが出るまで発見されないと困るなあ。」があります。

 

今、縁やゆかりの無い土地でひとり暮らしをしているので、もし部屋で死亡したら誰にも発見されません。

昔、知り合いにひとり暮らしの40代で自宅で運動中に心臓発作で突然死した方がいますが、そのときは会社に出社してこないことで同僚が見に行き発見されました。

未来の、私の場合は個人事業で自分だけワークが基本なので、同僚に発見されることも有りません。

 

なので、発見してもらうにはどうすれば?と考えていました。

セコムなどの見守りサービスは過剰だし値段も高いなあ、と思っていたところに見つけたのが、IoTを活用した見守りライトです。

見守りライトとはライトのオンオフで安否確認できる

見守りライトはIoT(Internet of Things)のひとつで、ライトの電球内に通信SIMが埋め込まれているモノです。

ライトのオンとオフを記録して異常を自動でメールで送信してくれる仕組みで、以下のような判断をします。

  • 一定時間オンにならなければ人が動いていないと判断
  • 継続的にオンの状態が続くとその場所で倒れていると判断

玄関にセットして外出があるかを確認したり、トイレや廊下に設置して生活の動きがあるかを把握したりできます。

動作センサーなどをつけるタイプと比較して、特別なセンサーもWIFIの導入も不要で、通常の電球と入れ替えるだけで使えるところがメリットです。

動作のイメージは以下の動画が参考になります。

Hellolight(ハローライト)

図の引用:HelloLight公式ページ

商品名で「HelloLight(ハローライト)」で販売されてます。

本体の価格が約16,720円で内蔵Simカードからの発信3年分の利用料が含まれており、月額で考えると約500円程度のワンコインで使えます。(3年以降は165円(税込み)。

 

メール連絡がきても遠くてすぐにかけつけられない?

さて、見守りライトを導入して倒れたことが判明して知り合いにメールが行った際に、

私の場合は、地元ではない場所に住んでいるため遠くの知り合いにしか頼めません。

なので、メールを受け取った知り合いは、私にチャットや電話で状況を確認してもらい、反応がなかった場合には何処かに依頼してもらうことになります。

市区町村では、独り身のひとのためのサービスを行っており、メールを受け取る知り合いにサービスを教えておけば市町村に連絡して対応してもらえます。

地域包括支援センター

市区町村の「地域包括支援センター」は65才以上の方のサポートをしてくれる仕組みです。

核家族やひとり暮らしの高齢者向けの仕組みなので、65歳までは利用できないので注意が必要です。

ヤマト運輸のサービス

ヤマト運輸が「HelloLight」と連携したサービスもあります。

契約したハローライトを設置した家での異常を検知した際に、メールをヤマト運輸にも同時に送信する仕組みです。

そして、知り合いが判断して依頼すれば、ヤマト運輸のスタッフさんが変わりに訪問して安否状況を確認してくれます。

その後の対応は上記の地域包括支援センターのような市区町村のサービスにつなげてくれるまでで、救急車を呼んだりのサポートは有りません。

市区町村に依頼する前の段階として、配達で回られているヤマト運輸のスタッフさんに安否確認をお願いするイメージですね。

ヤマト運輸のハローライト

図の引用:ヤマト運輸の「見守りサービスあんしんハローライトプラン」

おわりに

見守りライトはひとり暮らしで孤独死してから長期間気付かれない悩みを軽減してくれるアイテムですね。

ただし、懸念事項は市区町村のサービスが65才以上の高齢者である点で、まだ年齢が到達していない私の場合は他に確認して貰うサービスを探す必要があります。

ひとりで突然に亡くなる「孤独死」後の悩みはまだ解決していませんが、方向性は見えてきた気がします。

この記事が、あなたの孤独死の不安を軽減する一助になると嬉しいです。

 

 

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