タバコ臭のする車を購入したので、エアコンフィルターを洗ってみました!
車のエアコンフィルターは外から入ってくる花粉やウイルスを取り除いてくれる大事なもので定期交換品で、交換する理由はフィルターで止められた花粉、ほこり、ウイルス、ダニ、カビなどの成分が詰まるからです。
ただ、今回のタバコ臭はニコチンやタールがフィルターに付着していることが原因なので
と思いつき、やってみました。
結果として、フィルターを洗うことで臭い成分はしっかりと取り除けましたよ!
エアコンフィルターの場所
初めにエアコンフィルターの場所のおさらいです。
エアコンフィルターは大抵は助手席側にあるグローブボックスの後ろ側についています。
グローブボックスは両サイドの突起を引っ張り乗り越えさせると取り外せ、その後ろにカートリッジ型のエアコンフィルターがネジひとつなく取り付けられていて工具なしで簡単に取り外せるのが一般的。
グローブボックスのトレイの横側に引っかかりがあり、少しサイドを狭める感覚で引っ張るとトレイが外せます。
奥に見える白いカートリッジがエアコンフィルターです。
エアコンフィルターを水につける
では、取り外したエアコンフィルターを洗いましょう。
まずはフィルターの表面についているゴミを取り除きます。綿棒を使い埃やゴミを押し込まないように気をつけ優しく取っていきます。
※フィルターを洗うときはホコリが付く面の逆からエアーブローするとフィルターを詰まらせずにゴミを落とせますが、エアーがないので手動でした。掃除機があるなら吸い込む手もあります。
次に洗面所で水道水に浸けると、
フィルターから茶色の液体が滲み出てきました((((;゚Д゚)))))))
これはまさにタバコのタールでしょう。このフィルターを通してエアコンを廻すとタバコ臭がして当然です。
水で数回流します。
エアコンフィルターの素材を痛めないように蛇口からの水道水の直撃は避けます。
フィルターは化学繊維系でできたろ紙なので丁寧に扱わないと破れちゃうから。
注意
フィルターに穴が開くとそこからゴミが外部から入り、エアコンのエバポレータを傷つけます。
もし、フィルターに穴が空いたら諦めて新品にするか、又はしっかりとその部分をテープ等で塞ぎましょう。
エアコンフィルターを漂白剤で洗う
フィルターの洗浄には少しでも白くしたかったので漂白剤を使いました。台所洗剤や洗濯洗剤でも構わないでしょう。
漂白剤をエアコンフィルターのゴミが付着する側に直接降り注ぎます。
その後に水を追加して薄めると、真っ黒な液体が((((;゚Д゚)))))))
10分くらい漬けおきした後、濁った水が出なくなるまで数回すすぎます。
※漂白剤なので直接手に触らないように注意することと、フィルタ面に直接に水道水を当てて傷つけないように注意しておこないます。
しっかり洗ったフィルターがこちらの写真
見た目はまだまだ黒ぽいのですが、タバコのタールと真っ黒なゴミ成分は取り除けていて、タバコ臭は消え去りました!
おわりに
今回は車のエアコンフィルターを洗ってみたお話でした。
水と漂白剤で洗うことでタバコ臭や変な匂いはしっかりとれて大満足です!
ただし、フィルターに詰まっているゴミなどは完全には取れていないので完璧を求めるなら交換すべきですねー。イエローハットなどのカーショップに行けば3000〜5000円くらいで売ってます。
でも、エコ的には、また「ゆるミニマリスト」的には洗うもありでしょう。
※エアコンフィルターは洗浄可能とはパッケージのどこにも書かれておらず、汚れたら交換のパーツです。洗浄することで使用中に予期せずに破れたりして二次被害が起こる可能性もあるので洗う時は「自己責任」でお願いします。