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【終活】遺骨を引き取らない0葬(ぜろそう)を遺言書に書く!

【終活】遺骨を引き取らない0葬(ぜろそう)を遺言書に書く!

これまで遺言書(死亡時の希望メモ)には、「葬式はせず、火葬して、灰は海に撒いてください。」と書いていました。

最近、「葬式はせず、火葬して、収骨しないでください(収骨が義務の場合は砕いて処分して欲しい)」に書き換えました。

実は、海に撒くには許可も必要でビーチで勝手に撒いて良いわけではなかったのです。

なので、海に撒くは止めて、正確に「処分してほしい」と書き換えたのです。

これを0葬(ぜろそう)といいます。

収骨しない0葬を知り遺言書の希望を書き換え

遺言書の希望事項を書き換えた理由は、0葬(ゼロソウ)を知ったからです

。火葬場で骨を引きとることは義務と思っていたのですが、実は引き取らないという選択肢もあったのです。火葬場で収骨を拒絶して骨を持ち帰らないことを、持ち帰るモノがゼロという意味で0葬(ぜろそう)と呼ばれてます。0葬を提唱したのは島田裕己さんで本も出されています。

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ただ0葬は全国の火葬場で収骨拒絶ができる訳ではなく、一部収骨をする西日本地域では可能性が高く東日本は難しいところが多く地域や斎場により異なります。(参考)→遺骨を持ち帰らない選択ができる火葬場一覧

この0葬の可能性を知り、とても良いなぁと感じたので、遺言書の希望を書き換えました。

同時に、海への散骨が高価な事を知ったこともあります。骨を粉々に砕いて、ボートで沖合に出ないと散骨出来ないので、業者に依頼する必要があるくらい大掛かりなことです。

なので、海に撒いてくださいは削除して、処分してくださいに変えました。

骨は粉々に砕いて(2mm以下)しまい、人骨と分からなければ法的には捨てることはできます。ただし、気をつけないと法に触れる可能性もあるため、処分という表現にしました。

どうして骨を残したくないのか?

私は信心が無く、あえて何を信じているのかと言われると「自然」を信じています。動物は生まれて、生きて、死んでいく、それだけということです。魂が残るとか想像もできません。

肉体は毎日食べている肉や魚と同じようなもので、死んだら終わりで役に立たない部分はゴミで廃棄で良いと感じてます。

なので、私が死んだら、役に立つ臓器は全て使えるもの必要な人に移植して欲しい(リサイクル)。そして、残った肉体も大きなエネルギーを無駄に使って火葬するより、鳥葬したり、肥料として使うなどすれば、エコシステム的にも良いのでは?と考えます(今の法律では禁止です)。

このような考えなので、葬式をする、お墓に入れる、毎年供養する、ことを嬉しいと思えないのです。

だから、骨を残したくないのです。

今生きている人は、過去の人ではなく未来の人(生きてる世代)に時間とお金を使うと良いと考えてます。なので、先祖を大事にするという家の制度を理解できていません。

おわりに

今回は終活のひとつとして、収骨を拒否する0葬希望を遺言書に書いておく提案でした。

ただ、死後については人それぞれで良いと思いますので、遺骨を残してお墓に入るのもいいですし、遺骨をペンダントなどにして持って欲しいという希望もあるかもしれません。

ただ、死後の自分の骨のあり方について1度考えてみると死生観や家族について新しい発見が有るかもしれません。

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