ジャケットを忘れた!書類を忘れた!
出張時に駅で気がつくあるあるです。
私は集中が高まると業務の内容が気になりすぎて出張の持ちモノを忘れることがよくあります。
でも、焦ることはありません、ミニマリストのトレーニングをしているから。
無くてもなんとかなる、代替でなんとかする、を考えることが一つのミニマリストトレーニングなので、いつもそれを考えることで忘れ物をしてもなんとかできるのです。
今回は集中が高まると忘れ物をしやすいあなたに向け、ミニマリストトレーニングをおすすめします。
忘れモノをした時にミニマリストはどう考えるか?
普通は、忘れモノをした時に最初に頭に浮かぶことは「取りに帰ろう」で、他には家族に届けて欲しいと依頼するかもしれません。
ミニマリストの場合は違います。忘れ物をした時に頭に浮かぶことは
- 無しで対応する方法は?
- 代替品でなんとかできるか?
- 何処で、幾らで、何時間で、手に入るか?
です。
忘れモノは仕方がないとして、次のステップを考えるのです。
目的は出張の業務を果たすことなので、ある書類が足りないや服装が完璧でないは主目的ではないからです。
忘れモノを平気にするトレーニングと準備
日々のミニマリスト道のトレーニングは、忘れ物をしたときに「まあ大丈夫」となるための活動です。前項で挙げた3つに当てはめて説明します。
無しで対応する方法
まず、ミニマリストの基本です。そのモノを無しで進める方法です。
例えばジャケットが無くても業務には大きくは影響しません。サラリーマンとしてビジネスパートナーを訪問するときには基本の基本なので着用しておくべきですが、無いからと仕事が進まないわけでは有りません。
なので、背筋を伸ばしてピシッとしていれば問題なく切り抜けられます。
訪問先のビジネスパートナーの人たちが社内という緩みでジャケットを着ていないパターンも多いですから、ジャケットの非着用など小さなことです。
そして、身なりで判断するような人とのビジネスは上手くは行きませんから気にしなくてよいです。
代替品でなんとかできるか?
出張時に配布する書類を忘れることもあります。
そんなときには、パソコンやタブレットの画面で説明しようと切り替えます。大人数ならプロジェクターを用意してもらえばいいですね。
どうしても紙で配布する必要があるなら、ビジネスパートナーの会社で恥を忍んで印刷してもらうこともできますし、KINKO'Sなどの街の印刷サービスを使うのも手です。
準備として大事なことは、書類の電子データをクラウドに保管しておくこと。クラウドに置いておくとは難しいことではなく、自分に対してメールしておくだけでも可能で、パソコンが起動できない不具合にも対応できます。
何処で、幾らで、何時間で、手に入るか?
私の考えるミニマリストの基本で「モノを何処で?幾らで?何時間で?手に入るか」を把握しておけば持ち物を最低限のミニマルにできるというトレーニングです。
例えば、ネクタイを忘れたとします。「鉄道駅で、1000円程度で、3分のキオスク寄り道」で手に入ります。書類を忘れたら、「コンビニのネットプリントで、10分で、1枚20円」で印刷できます。
手に入れるまでにかかる時間を把握しておけば、焦ることなく時間を調整しモノを入手してから業務に挑めます。また、時間や予算がオーバーすると瞬時に判断できれば、無しで切り抜ける方向に思考を素早く向けられます。
【重要】代替がない身分を証明するモノ
ただし、代替が難しい重要なものがあります。出張時に特に重要なものが以下です。
- パスポート
- 免許証
- クレジットカード(現金引き出し可)
- (スマホ)
パスポートは忘れたら海外に行く飛行機に乗れません。再発行には最低でも数日かかりますし公的書類を揃える必要もあります。
免許証はレンタカーの移動がある際に絶対に必要です。免許証のコピーでは車を借りられません。
クレジットカードは支払いのために必ず必要です。紛失時には緊急再発行してくれるサービスもありますが、時間がかかります。そして現金が必要な場面もあるのでキャッシングできるカードを持っておくことも大事です。
スマホはデータを含めて大事です。しかしながら代替が効くものでもあり、例えばiPhoneであれば新品でも中古でも代替品を買ってリカバリすれば数時間で機能を再入手できます。
大事なことは、忘れ物をしないことを気にしすぎずに重要なモノだけを出発前に確認することで、他のものは忘れてもなんとかなります。
おわりに
今回はミニマリストのトレーニングをしておけば、出張時に忘れ物をしても焦らずにこなしていけるというおすすめでした。
私はミニマリストをすることはモノを減らすことが目的ではなく、モノが無くてなんとかこなせる技能を身につけることだと考えています。無くてもなんとかなれば、結果的に持ち物がミニマムになるということなんですよね。
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