ミニマリスト活動を長期間続けてきて、今アラフィフ。
最近、ミニマリストのリスクと感じることがあり共有します。
脳の劣化が原因で思い出せない、
もし、モノがあれば思い出せるはず、
モノを保有するには意味があったのか!
と感じたのです。
アラフィフミニマリストは記憶が呼び戻せない
自分自身がアラフィフになるまで想像はできなかったこと、
それが、「思い出せない」
あれ、何だっけ?
あの時に何したかな?
日常でも、
あれ、何処に置いたかな?
次にする予定は何だったっけ?
過去の経験、自分で立てた計画、モノをおいた場所、
脳に戻ってきません。
なぜ、脳に記憶が戻らない?
人間の脳は50年使い人生の後半では劣化は免れず、
逆に脳に刻まれた記憶の量は増大していて、
その中から取り出すのは困難を極めるはず。
だから、思い出せないのでしょう。
当然ですね。
モノがないので不安になる
ある日、思い出せずに過剰に不安に、
10年くらい前の経験を脳の中から探すのですが、見つかりません。
なんとなく、あれなんだけどはあるのに、でてこない。
思い出せない事実への不安で苦しい。
きっと、こんな時に写真、本、道具、装飾品があれば記憶を引き出す鍵になるはず。
けれども、ミニマリストなのでモノは保有しておらず、
記憶の扉を開ける鍵となるモノが無い。
そのため、普通の人より記憶を取り出すが困難に。
結局、思い出したかった経験は呼び戻せず。
薄っすらとは出てくるのに、くっきりしない、
これ、かなり苦しい。
ミニマリストの記憶に関するリスク
モノには思い出が紐付いている、
卒アルはとても良い例、
写真やお土産飾りを見て旅行を思い出す、
他人とのコミュニケーションのメモや手紙を見て、人を思い出す
モノには記憶を呼び覚ます効果がある。
ミニマリストはモノを保有しないから、
思い出すのが苦しくなります。
これ、アラフォーの頃は全く気にならず、
アラフィフになって認識しました。
記憶を保つためにモノを少し保持すると、記憶のリスクを減らす効果はあります。
記憶を呼び戻せないは良い
私の場合、
記憶を呼び戻せないは意外に良いと感じます。
なぜなら、嫌な記憶が返ってこないから。
性格的に嫌な経験を思い出しやすく、
気分が悪くなり、後悔と怒りにさいなまれる。
最近、コレが減ったと感じていたのですが、
間違いなく、記憶を呼び戻しにくくなったからですね。
これは私にとっては良いメリット、
思い出せないより、忘れられるのが良いということ。
おわりに
記憶の定着は人によって大きく差があるはずで、
私は子供の頃から記憶系の歴史の勉強が苦手、
脳の性能的に記憶は弱いのでしょう。
しかしながら、年齢とともに記憶が弱るのは
元の容量と劣化スピードが違うけれど誰でも同じ。
あなたが、今、ミニマリスト活動をしているならば、
年齢を重ねた時に記憶をどうしたいかを考えて、
捨てるか保有するかを決めると良いでしょう。
★こちらの記事もおすすめです。