ウォーキング ミニマ習慣化

40歳過ぎたらジョギングより競歩ウォーキング!

40歳過ぎたらジョギングより競歩ウォーキング!

https://nakashin.net

TOKYO2020オリンピックの競歩はテレビでフルに放送されたり、沿道ではスマホで競歩を撮影する人が沢山いたりと競歩好きとしては嬉しかったですね。Web放送では最後の選手がゴールするまで日本語の解説が続いたのも良かったです。

さて、今回は競歩ウォーキングのおすすめです。

40歳のときにチャリティマラソン(順番に走って合計の距離を競うイベント)にグループで参加したことあります。全く運動していなかったので、ひと月前からジョギングを始めたのですが、練習を初めて1週間後には膝が痛くて辛くなりました。運動靴のクッションが強いものにし、飛びすぎないように地面を擦るよう走りチャリティマラソンはなんとか走りきりました。

(注)飛びすぎないとは靴の高さを上げすぎないという意味。高いと着地時に膝に衝撃がくる。

この時に感じたことが、運動は大事だけれどジョギングは40超えてからは危険だということです。

今回は、ウォーキングのスタイルの中でも「競歩ウォーキング」が40超えたら良いというおすすめです。

色々なウォーキングを試す

ジョギングは危険と気がついて次に思いついたことがウォーキングです。ジョギングを早朝に練習のためしていたときも歩いている人は沢山いましたし、ウォーキングなら飛ばないから膝を痛めることも無いだろうと気がついたのです。

(注)「飛ばない」とは走るときに両足が地面から離れた状態にならないとの意味。

そして、歩き方を学びたいと考え、ウォーキングのセミナーや動画を見てトレーニングをしてみました。その中でウォーキングにも色々あると気がついたのです。

ゆっくりと長距離を歩く、普段の歩き方をキレイにする、運動としての歩き方、等などです。

ゆっくりと長距離を歩くのは「歩こう会」的なバックパックを背負い帽子をかぶってのんびり歩くものです。街や田舎の道を歩く短い距離から長いものは100Kmのコースもあり持久力が求められます。

普段の歩き方をキレイにするのはどちらかというと女性向けで、姿勢をキレイに「モデルさんのように歩く」ことです。健康と美容のために室内でウォーキングの姿勢を練習する感じですね。(例)Duke Saraie Walking

最後の運動としての歩き方はスピードを出して歩くことで「競歩のように歩く」ことです。体力をつけて身体能力を上げるスタイルですね。

色々と学ぶ中で私が選んだのは「競歩のように歩く」ウォークングです。理由は心肺能力とスタイルを良くする両方を獲得できるからです。

「歩こう会」的なウォーキングはのんびりと話しながら歩くので話が苦手なのでキツく、「モデルさんのように歩く」ウォーキングは女性向けすぎて馴染みませんでした。

競歩ウォーキングは心拍数が上がる

競歩ウォーキングは「競歩」をベースにしたウォーキングのスタイルです。とても速く歩くことができます。

こちらの動画のようにスーツでもこの速さです!

この速いスピードを出して歩けることが競歩ウォーキングの最大の魅力で、

膝を傷めずに心肺能力を高められる!

40歳になるまで運動をしてこなかった私のような場合は、ジョギングを始めても膝を痛めてしまい運動を続けることができません。

でも、競歩ウォーキングは飛ばないので膝を傷めずに高速で移動するためのトレーニングになるのです。

(注)飛ばないとは両足が浮いた状態を作らないことで着地時に膝に衝撃がきません。逆に飛んだ状態とは両足が浮いた状態になり着地する際に膝に衝撃がくること。

競歩の歩き方と競歩ウォーキング

競歩の歩き方にはルールが2つあります。

  1. ロスオブコンタクト
  2. ベントニー

ロスオブコンタクトは「地面との接触が無い」という意味で、「歩く」の定義であるどちらかの足が地面に常についている(飛んでいない)のことでウォーキングとランニングの境目となり、飛ぶとランニングになります。

こちらの動画が分かりやすいのでどうぞ。

ベントニーは「膝が曲がっている」という意味で、前についた足が地面と垂直になるまでは膝を曲げてはいけないということです。このベントニーが何故ルールとしてあるのか最初は理解が難しいのですが、効率的に体を使って歩く時には足のクッション(膝)を使わずに動かすと身体の力を前に進む力に全て変えられることから来ています。普通に歩くと常に膝は曲がっていますので見てみてください。ちなみに、ファッションモデルさんは競歩と同じく前足を垂直になる間で曲げずに歩きます。

この競歩のルールを守ると自動的に体幹を使って歩くことになります。みぞおちあたりを軸にして歩かないとベントニーを避けられないからです。

加えて、腕をしっかりと振らないと進まないので上半身(特に肩周り)が鍛えられます。競歩の選手とマラソンの選手を比較すると競歩の選手の肩周りの筋肉を使っていることが良くわかります。

こちらが競歩、腕を大きく降っていることが分かります。実際にトレーニングするとかなり腕がきついのがわかり、足ではなく体幹と腕を含めた全身を使っての運動であることが分かります

こちらがマラソン、腕を小さく動かしているのが分かります。

おわりに

今回の今日ウォーキングをまとめると

  • 運動してない人が40歳を超えてランニングは膝が危険
  • ウォーキングの種類の中に競歩ウォーキングがある
  • 競歩ウォーキングは心拍数が上がり、体幹と上半身も鍛えられる
  • 40歳を超えて運動するならジョギングより「競歩ウォーキング」がおすすめ

です。

私の場合、競歩ウォーキングを続けてから「肩周りがしっかりしたね」と言われるようになり、お腹の膨らみも増加しなくなりました(年齢なりには太くなってます)。

あなたも、ぜひ「競歩ウォーキング」試してみてください。学べる場所は少ないので動画を見て始めることおすすめします。

-ウォーキング, ミニマ習慣化