ミニマリストになって良かった事のひとつは少ないお金でも満足して生活できることです。
生活の基本となる「固定費」である、家賃、光熱費、食費、衣服を低く抑えているのはミニマリストの基本だからです。
衣食住に不安のない金額レベルを低く抑えていても満足できると言い換えてもいいかもしれません。
だからといって、普段の生活は十分にお金を使って楽しんで人生をエンジョイしていますし、困ることもありません。
でも、何かトラブルがあった時に、そこから節約を始めるという苦痛を味わうことなく、すぐに固定費の低い状態に移れることがミニマリストの強みです。
今回はミニマリストの固定費が低いことについて記事にしました。
ミニマリストは生活の固定費が低い
ミニマリストは浪費しない、消費も?投資も?、とにかくお金を節約している?というイメージがあるかもしれません。
実はそんなことはなく、ミニマリストが一番強いことは「固定費」が低いことなんです。
ミニマルな生活をすると、当然ですが自宅にお金をかけません、置くものも少ないのでお金をかける必要がそもそもないのです。物のストックもしませんから保管費用も掛かりませんし、自動車や光熱費も最低限で済む生活なので、結果的に生活していて絶対に毎月かかる固定費を低く抑えることができるのです。
ミニマリストでも普段の生活では普通に食事や旅行、交際や衣服に普通にお金を使えて、この点は普通の人やマキシマリストと同じです。
異なることは、もし生活費を制限しなければならない離職や金銭問題が起きた時に、瞬間的に低い生活費のレベルに抑えることを努力なしにできるのです。引っ越す必要もないですし、旅行や美食などの変動費をストップすればすぐに生活を守れるレベルに落とせるのです。
ミニマリストだけどお金は使う
私のお金を使う趣味は美味しいものを食べることと海外旅行に行くこと。
パソコンで遊ぶ趣味や海で泳ぐ趣味もありますが、あまりお金はかかりません。
美味しいものを食べるためにミシュランの三つ星レストランで6万円の食事をしたり、海外に一週間行くために50万円使ったりすることに抵抗はありません。なぜなら、経験を買うことは人生を豊かにすると考えているからです。食べるだけならミシュラン星付きレストランや高級寿司店に行く必要は全くありませんが、アートを見に行く感覚で食事に行くと、精神的に満足できるので価値を感じるのです。
海外旅行に飛行機のビジネスクラスに乗って、一泊5万円のホテルに泊まることもあり、これも経験を買うことに価値があるのです。飛行機のビジネスクラスは下手をすると車中泊よりも快適ではないですが、ビジネスクラスで落ち着いて食事をし物思いにふけることが人生を豊かにすると思うんですよね。高級なホテルも同じく、丁寧な接客、洗練された清潔な部屋、整えられたプールといった環境に身を置くことで満足感を得られるのです。
でも、お金があるときでも玄米と生卵だけのごはんでも大丈夫ですしカプセルホテルにも泊まります。お金の有無にかかわらず様々な体験をしていることで人間の感覚に広がりが出て、お金があってもなくても幸せを感じられる幅を持っているのです。
幅を持つことで、トラブル時にはすぐに低い固定費に抑えることもできています。
おわりに
ミニマリスト活動とはお金が少なくても満足できる体質を作ることかもしれないですね。
お金が少なくても生活できる自信は、収入が減った時や会社から離れることになった時に備えて安心できます。
それでいて、収入があるときには自由にお金も使え、減らすときには減らすことができ切り替えができるんです。
この記事があなたのミニマリストへの興味につながると嬉しいです。