こんにちは、ミニマルノマドのしんじです。
ひとりでミニマリストをするなら自分で考えて行動すればよいだけです。
モノを捨てることも自分で判断して減らしていけば良いだけですし、時間を有効に使うために行動を制限することもでき、人との関係性もミニマルにもできます。
自分だけでどんどんやっていけばよいのです。
でも、奥さんや子供と一緒に暮らしているならそうはいかないですよね?
今回は、奥さんと暮らしながらミニマリストをするためのコツをお伝えします。
【最重要】ミニマリズムを押し付けない
奥さんと一緒に暮らしているなら「ミニマリズム活動は諦める」を基本に考える、コレが一番大事です。
もし、あなたの奥さんがミニマリストに理解があっても気をつけてください。基本的に女性は男性よりも持ち物が多いもので、化粧品や洗面道具などいくらミニマルにしても男性には必要のない持ち物があり、加えてデザインを考えた外出用の服や装飾品もあります。ショッピングモールを想像していただくと分かるかと思いますが、女性向けのお店が男性向けと比較して圧倒的に多いですよね。
「持ち物を選択してミニマルにすれば幸せになれる」とあなたは信じていると思いますし、私ももちろん信じていますが、相手には全く関係のないことと理解しましょう。宗教と同じように、自分が信じていることを他人に強要すると戦争になることは歴史が証明しています。ミニマリズム活動は、ものを多く持っている人だけではなく、普通の量を持っている人からも、「宗教的なエキストリームな活動」とみられる可能性があるのです。
奥さんが、ミニマリズムに理解があっても無くても、一緒に暮らす際はまずは「ミニマリストを諦める」から行動を始めることが大事です。
ミニマルにするエリアを分けてみる
奥さんと一緒に暮らしながらミニマリズム活動をするには「エリアを分ける」ことが最適解です。
2人の部屋を分けて、それぞれが自由に好きなものを置く置かないを決めていくことができればトラブルは起きません。
自分のエリア、部屋やスペースだけでミニマリズム活動をするのです。
共用のリビングや洗面などについてミニマルにすると良い点がたくさん気になると思いますが諦めましょう。
マキシマリストや普通の人と一緒に暮らすと、ミニマリストはものを少なくしたくて仕方なくなりますが、自分のエリア以外ではミニマリズム活動をしないことが懸命です。上でも説明しましたが、ミニマリズムは「宗教」のようなものと自分自身が理解することが押し付けないコツです。
奥さんと暮らしながらミニマリスト活動をする際は「エリア」を分けて、それ外の場所は「ミニマルを諦める」です。
エリア分けができない場合
ミニマリズム活動のエリアを分けたくても、現実的には東京の都心部に住んでいるなら部屋を完全に分けることは簡単ではありません。そもそも、あなたはミニマリストなので広い家を選んでいないと思います。
では、どうすればミニマリズム活動ができるの?
答えは、自分の持ち物だけでミニマリズムです!
家の中にあるものはミニマリズムは諦めて、持ちあるく物だけでミニマリスト活動をしましょう。
サラリーマンは外に出る時にいくらでもミニマリストになれる機会がありますから、無理に自宅でしなくても心を豊かにミニマリスト活動ができます。たとえば、手ぶらで会社に行ってみたり、会社のデスク周りをミニマルにしてみたり、出張にバックパックだけで行ってみたりとチャレンジできることはたくさんです。
デジタルデータをミニマルにするのもいいものです。物理的に場所をとらないデジタル空間ではミニマリストもデータを大量に持ちがちです。物を処分する代わりに本をスキャンしたり、記念品を写真に残したりと、使わないデータが沢山あるものです。ミニマリストの活動はデジタルデータでもできて、整理整頓するすっきりして心が落ち着くものです。
注意点
服や靴のミニマル化については注意が必要です。
服飾品はミニマリストなら最低限のものしか持っていないと思いますが、奥さんが複数の種類を持って欲しいと望むなら多めに持ってください。なぜなら一緒に行動する際に必要だと奥さんが考えているからで、あなたの服装は奥さんのものでもあるのです。あなたは奥さんがいつも黒い服でいてもミニマリストだから平気だと思いますが、普通の人は相手がいつも同じ服だとウキウキしないものなのです。
まとめ
今回は、奥さんと暮らしながらミニマリズム活動をするときは、共用のエリアや共に行動をする際には「ミニマリズム活動を諦める」を基本に考えることが平和に共同生活を送るコツであることをご紹介しました。
サラリーマン活動の中やデジタルデータでもミニマリズム活動はできますから、奥さんと一緒にいないエリアや時間で活動を楽しむことをおすすめまします。
それでは、奥さんとミニマリズム活動についての意見が合わずに喧嘩になっているあなたにこの記事が役に立つことを祈っています。