iPhoneを手に入れようとネットで中古を探していたんです。
ただ、ここ数年で、スマホを落とす、水没させるが1年に1度くらいの頻度で発生しているのでアップルケアに入るために新品にするか迷っていました。
そんなときに見つけたのが、最初の2年間は本体代金の支払いがほぼ無料になる電気屋さんのキャンペーンがあること。
48か月の割賦支払いで最初の2年間は数十円、後半の2年間は月に4000円近くでトータルで9万円程の支払いになるのですが、2年後に返却すれば後半の支払いは不要になるプラン。
バイバック付きのリース契約のようなもので、最初の2年間だけみると本体料金はほぼ無料です。
ただし、2年後にきれいな状態、再販できる状態で返却する必要があり。
このプランを知り、アップルケアに入りたい私にはぴったりのプラン感じて検討しました。
povo と au の相性が良い
私はメインは楽天モバイルを使い、サブでpovoを持っています。
povoはau回線を利用した格安携帯プロバイダ、月額料金なしのプリペイドタイプで番号を確保するために保有しています。
さて、ネットで見つけたのが、povoでauにMNPすると、利用料が日割りで計算されてかなりお得ということ。
povo → au → povo 、
このパターンでNMPで番号を変えずに移動できて、かつ日割り計算になり、auの高額プランを支払う日数を最低限にできます。
実際にヨドバシカメラで申し込んでみた
早速申し込もうと近くのヤマダ電機に行くとキャンペーンのiPhone 14は在庫なしで、ターミナル駅のヨドバシカメラへ。
ヨドバシカメラにはiPhone 14の在庫があり、申込めました。
内容は
iPhone 14 本体価格が 129,990円
ヨドバシ店舗の割引 ▲41,813円
本体支払い額 88,177円
スマトク分割
初期24回目まで 47円 =2円x24か月(実質無料ですね)
後半24回合計 88,130円 =3674円x24か月
重要なことは2年後に返却すれば9万円近くの残債が免除されること。
ただし、返却できないと当然ですが支払いの義務が残ります。
これ以外にかかる費用は
povo → au のMNP移動時の事務手数料 3,850円
これはMNPで本体購入を含むときはかかると説明を受けました。
※ au → povo へ戻るときは本体購入無しなので手数料はかかりませんでした。
auマネ活プラン5Gの月額 5,080円 の日割り4,259円(6日に申し込み)
故障紛失サポート with AppleCare+ 月額 1,370円
3日後にau→povo戻しで2年間の使用料金は?
今回はauからpovoへ3日後に変更したので、この例で2年間の実質使用料を計算してみます。(方法としては翌日解約手法と同じ)
本体 47円
3日分の日割り 約600円 (データも通話も使用しない)
事務手数料 3850円
アップルケア 32,880円 (24か月分)
合計 37,377円 で2年リースのiPhone14が使えるイメージですね。
アップルケアは保険ですし、いずれにせよ加入したかったと考えると、実質 4,500円 程度と考えることもできます。
2年後の返却時に傷がある可能性は高く、アップルケアで返却前に修理すると仮定すると追加で12,900円の本体交換修理代がかかるので、2年借りて 約5万円 が最大かかると考えてもよいですね。
ちなみにauへ返却時には査定されて再販できない状態だと22,000円の請求となります。
auの方に聞いたところ、ガラス割れなどのハッキリしたものではなく本体に小さな傷がついていても再販不可の査定をされる可能性はあるとのこと。そして査定前にauショップで判断してもらうことはできず、返却したらあとは査定人が決めるだけです、と言われました。
ブラックリストが怖い
ネットを眺めていると、au → povo を短期間で行うとブラックリストに載り次にauで回線申込すると断られるとのこと。
最低限半年は使うべきか、ヨドバシカメラの営業マンが言っていた3か月使うか、と3日迷いましたが、結論は即povoへ移動にしました。
au契約ができないからと困ることはないし、povoが使えるならau回線だし、問題になるのは2年後に同様のキャンペーンにauで申込めないだけ、と思ったからです。
そのときはこれまで通りに中古を探して格安sim運用すればいいですしね。
おわりに
au → povo → au を実際にやってみると簡単にできました。
しかしながら、即MNPがどんなペナルティーを受けるのか、追加で何か請求がくるのか今の段階ではわかりません。
やる時は自己責任でお願いします。
ただ、私の例だとヨドバシの営業マンが言っていた3か月後に解約OKなので、最大で3か月分のauマネ活プラン費用15,000円程度のペナルティーですね。
さて、お店側はこんな方法でも利益がでるんだなあ、とケータイ業の謎がなおさら深まります。回線契約者数を増やす戦いは相当に重要なのでしょう。
(余談)auのカウンターへ直接行く、営業マンはスルーすべし
久々の大型電気店のヨドバシカメラで地下入口近くの携帯の説明ブースに行ってしまったのは失敗で無駄な時間を使いました。
povo au に決めているなら迷わずに地上階のauの契約手続きカウンターが並んでいる場所に行くべきです。
ドコモ、ソフトバンク、au、格安SIMの比較表が表示されるカウンターは良いプランを提案する体で分かりにくい説明を聞かなければならないので面倒です。
私の場合、
ヨドバシカメラのケータイ専門営業と最初に話しているときです、営業がなんとかau以外に移させようと説明を繰り返し責任者まで出てきてドコモかソフトバンクへと詰められました。
説明は合計すると30分はゆうに超えていたかと。
最終的にやんわりと断ると、めちゃくちゃぶっきらぼうに冷たくなり、auカウンターへ案内されている時もイライラを隠せない営業担当者さんでした。
きっとヨドバシカメラの営業職は同系列ケータイネットワーク移動客を獲得しても評価やボーナスが薄いんでしょうね、
または、完全歩合の外注の営業マンなのかもしれません。