賃貸アパートにデジタルドアロックが付いていました。12戸あるうちの私が借りた1室だけで、他の部屋はクラッシクな鍵です。
素晴らしいシステムなので、今後のためにアパートの管理会社に後付でつける方法を伺ってみました。
デジタルドアロックを賃貸のアパートやマンションにつける方法
今回のお話は、私のアパートにデジタルドアロックが付いていたので、管理している不動産屋さんに聞いた話です。
12部屋あるアパートのひとつの部屋だけデジタルドアロックだったので不思議だったのです。
前に借りていた人はこんな人でした。
- 借りていた人が事務所代わりとして使っていた
- 複数の人が不定期に出入りする
- 鍵の管理が難しい
前の賃借人さんが大家さんに提案してデジタルドアロックを費用を負担して取り付けたのでした。
- デジタルドアロックは貸借人が購入する
- 賃借人が設置工事を行う
- デジタドアロックの管理(マスターパスワード等)は賃貸人(管理不動産業者)に渡す
- 契約終了時は原状復帰する
形としては、賃借人が設置と回復を全て責任を持って行い、大家さんがドアを開けられるように管理権限は賃貸人に開示するということです。
今回のケースは前貸借人が退去時に、大家さんが原状復帰しなくても良いとしたためにデジタルロックがそのまま残っていたということでした。
一度、デジタルロックの調子が悪かった時に外してみたのですが、設置のために追加の穴が開けられていたので原状復帰するには穴を埋める作業も発生していました。
なので、デジタルロックを取り付ける際は、物理鍵の穴を利用して取り付けられるかをよく確認したほうが良いです。
以下のGatemanは35mmの穴をあける必要があります。
デジタルロックの賃貸物件に住んで良かったこと
デジタルドアロックはホントに便利でミニマリストノマドワーカーには最適でした。
理由は
- 鍵を持たなくて良い
- 長期出張時に安心
- 一人暮らしで鍵がなくて入れないリスクがない
デジタルロックで良かったことは、鍵を無くして中に入れない心配から開放されたことです。
特に海外に長期に出張するときなどは、カバンを盗まれる可能性も高いですし、忙しすぎてモノを紛失することもあります。そんなときに、日本に帰国してから鍵が無いことで家に入れないというリスクが無くなりました。
これまで、家の鍵を無くしたことが数回あるので、自分自身が鍵を無くす可能性があるとは理解していて、鍵を友人に預けたり、会社の引き出しにスペアを入れておいたりと、泥棒に見つからない場所にスペアキーを置いていました。
この心配事がデジタルロックが解決してくれたのです。
ミニマリスト的な視点としては持ちモノが1つ減らせたことはメリットです。
鍵自身のサイズは大きくも重くも無いのですが、なくした時のリスクは大きいので気苦労が減らせたことがメリットです。
デジタルドアロックの良くない点
数回あったのですが、ドアロックの反応が悪くて正しいパスコードを打ち込んでいるのにドアが開かないことがありました。
数分待ってからやり直すことでドアが開いたので助かりましたけれど、もし開かなければデジタルロックの管理を持っている不動産屋さんに依頼してマスターコードを打ち込んでもらうなり、修理してもらうなりの対応が必要になります。
物理的な鍵の場合は、鍵の救急サービスに頼んで開けて貰うことも可能なので、この点はデジタルロックの弱点だと感じます。
おわりに
今回はデジタルドアロックを賃貸物件で後付で取り付けた話でした。デジタルドアロックを後付で取り付けたい時には、自費で取り付ける気持ちで不動産屋さんに相談してみると良いですよ。
デジタルドアロックは鍵を無くす可能性があるので鍵を持ちたくない私には最適の仕組みでした。
これからスマホや生体認証などが進み物理的な鍵は減っていくと思います。しかし、デジタルは電気を使うため故障のリスクは物理的な鍵より多いものです。
なので、私の理想はいつかは受付があるマンションに済むことです。受付で鍵を預かってもらえれば、トラブルで部屋に入れないことは無いですから。
それなら、ホテルに住めば良い?