こんにちは、しんじです。
関西空港(関空)から朝7時半のフライトに乗ることになったときの話です。
関空までは大阪の中心から電車で5時に乗ればぎりぎりで間に合いますが、途中で電車が少し遅れただけで飛行機に間に合わないくらいのタイミングです。乗り遅れたら次の便はないピーチなので、これまでは関空内や一つ手前のりんくうタウンのホテルに宿泊していたのですが、
ふと、タイムズカーシェアのナイトパックが990円セールしているな?と頭をよぎりました。
タイムズカーシェアが移動以外に使われている記事を思い出したのです。東京のオフィス街でサラリーマンのお昼の休憩や、営業マンがクーラーをかけて書類整理に利用するなど、要するにカーシェアの車を借りて1キロも走らせず休憩ルームとして使うという記事でした。
これを応用して関空で飛行機待ちの仮眠に使えないか?とチャレンジすることにしました。
タイムズカーシェアでのお得なナイトパック【セール】
タイムズカーシェアは都心部の駅ではどこでも見つかるくらいポピュラーなカーシェアです。
タイムズカーシェアのナイトパックの特別料金セールスが閑散期にあり、夜の18時から朝の9時まで15時間を990円で使えるサービス価格で借りられるのです。
通常のカーシェアと異なる点は、距離料金が1キロにつき16円かかるところで、長距離を走ると結構なお値段になります。(通常のカーシェアは短時間の使用の場合は距離用金はかからない)
関空のりんくうタウン駅近くのカーシェア
関空の橋を渡る手前に「りんくうタウン駅」があり、ショッピングモールや観覧車、プレミアムアウトレットがあり、インバウンドと関西地域の両方のお客さんを狙った施設が隣接する駅です。温泉ランドもありますが夜中は営業していません。
りんくうタウン駅の近隣のカーシェアを見つけて朝の電車までの時間を過ごすことに決めました。一駅で関空に着けるので6時過ぎに電車に乗れば、関空の第二ターミナル行きのシャトルバスの時間を加味しても余裕で1時間前にはピーチのチェックインができます。
りんくうタウンの近くには広めの車としては、ソリオ、カローラフィールダー、シエンタがあり、スズキ好きとしての好みでソリオを選びました。
カーシェアの車の中で朝を待つ
りんくうタウン駅に到着してショッピングモールをウロウロして18時を待ちます。ちなみにタイムズカーシェアは予約時間の10分くらい前に使えることが多いです。
今回も17時50分に予約した車の場所へ到着すると、既に貸し出しのできる状態である赤ランプが点いており、タイムズカーシェアカードをかざして解錠します。
りんくうタウン近くを車で走ることはこれまでになかったので、近隣を1時間ほどドライブし、同時に24時間営業のコンビニもチェックして買物やトイレに行きたくなった場合に備えを万全に。
車をカーシェアのパーキングに戻して、りんくうタウンで食事にします。荷物も車内においておけるので手ぶらになれるのは良かった点です。
車中滞在の環境
3月の終わりの大阪の夜の気温は17°で、 前日泊まったホテルではエアコンで暖房をつけたくなるぐらいの涼しさです。そして、車があってよかったと思える雨でした。
夜の10時ぐらいにウトウトしてきて仮眠に入りましたが、夜中の3時位に寒くて目が覚めて少しだけエンジンをかけてヒーターをONにして室内を温めました。
仮眠スタイル
スズキのソリオのフロントのシートを倒してリアを一番後くスズキ公式のスタイルで仮眠を開始したのですが、車に対して縦方向だと意外に凹凸があり眠りにくい。
次に、リアシートに車に対して横になる L 字型仮眠スタイルにしてみますが、今度はシートベルトのバックルがゴツゴツしていて痛い。
さいごに、リアシートを前側に倒して荷室スタイルにして車の縦方向に寝てみると、意外にフラットで仮眠できました。
今回は、ソリオでフルフラットスタイルの車中泊的な検討も含めて色々とチャレンジしましたが、助手席をフルに倒すスタイルが一番簡単だったなとは思います。→ミニマリストノマド的な車中泊を秋の鹿児島でしてみた
おわりに
結果として、カーシェア車中で朝の5時まで仮眠でき、安心して朝イチのピーチに乗ることができました。
関空から朝一番に飛行機に乗る時に、朝まで少しの仮眠をカーシェアですごすのは有りですね。外で横になって待つことと比較して、車の中は完全に遮られていますし鍵もかかるので安心感が違います。
大阪の中心でゆっくりと食事してから、りんくうタウン駅に23時過ぎてから到着して、カーシェアで朝の5時位まで仮眠すると良いですね。
ただし、ナイトパックのセールス割引でなければカーシェアも1時間に1000円ほどかかり激安ホテルと変わりませんので、ホテルの価格が割高なハイシーズンにより効果がある手段ですね。
あなたが関空の朝イチの便に乗るときの1つの手段として覚えておいて損はないはずです。