この記事が役に立つ方
- ライトな車中泊を考えている方
- アクセサリーソケットからのパソコン充電がうまくいかないとき
車中泊が好き!
夜、ひとりで車の中で居ると家にいるより落ち着くんです。だから、チャンスがあれば車中泊!
でも、ゆるミニマリストなのでキャンピングカーはコテコテ過ぎて嫌だし、車中泊バリバリ仕様に改造するのもなんだかな~。
なので、基本はシートを倒して前席と後席をつなげるだけのフルフラットが寝るためのベッドです。
ただ、どうしてもこれだけは追加したいというアイテムがあり、その厳選アイテムを今回は紹介します。
アイテム① リアシートのカーテン

車の中で寝るだけならシートのリクライニングを倒して寝ればOK。飛行機のエコノミーシートと比較してほしいのですが、車はシートはかなり倒れますし、騒音も無く隣との接触もなく快適です。
ただ、人間は不思議なもので外に居る感覚があると防御本能が働くのか眠りづらいのです。
なので、ひとつめのアイテムは、リアシート用の遮光カーテン。遮光カーテンは後席の日除け用を4枚準備し、リアシートの窓2枚と後側ガラスを覆います。
購入は百均でもカーショップでもできますし、遮光性がある布なら何でも構いません。
これだけで、外から見られている感覚を減らせて、外に居る感覚を激減できます。
フロント側はオープンなのですが、車中泊で寝る時に頭がくる後席3面が見られにくい状態だと神経が安心します。
※もし、リアガラスのスモークが濃いならばカーテンは不要です。
アイテム② シュラフ

自動車というものは運転しているとエアコンが作動していて快適ですが、停車しているときは鉄の箱なので外気温と同じ温度まで冷えます。風が防げる鉄の箱ですね。
なので、夏以外はシュラフは必須です。夏でも東京以北なら必要でしょう。(そもそも夏は鉄の箱は熱くなりすぎるので不要ですし、涼しくする対策ですね)
シュラフは簡易的なものをホームセンターで1,500〜5,000円で購入できますので、1回の旅で処分しても後悔ない価格です。
購入する際に悩ましいのがシュラフの適用温度で、5度、10度、15度などの厚みの異なるものがあります。迷ったらより低い温度を買えば安心です。
アイテム③ DCACインバーター

車中泊でもパソコンは使用したい!
ひとりっきりの車中で何もしないのも良いものですが、パソコン作業ができるとノマドワークできるのでより車中泊の機会を増やせます。
なので、自動車のアクセサリーソケットに差し込んでAC100Vを取り出せるDCACインバーターを準備しています。これがあれば、どんな僻地でもパソコンを充電できますし、移動中にも充電できて便利です。
選ぶ際の注意点は入力ワット数(W)を確認すること。
私のMacbook Airの充電器は「30W」と表示されているのですが、それはあくまでも充電器からMacbookへの出力です。
大事な点は「充電器の入力ワット数」なのです。
(セルスターの充電器をこれまで4個買い、どうしてもおかしいとセルスターに問い合わせして、やっと気がついたバカたれは私ですが、普通の一般人なら充電器に書いてあるワット数と勘違いすると思います。)
話を戻して、Macbook Airの充電器の入力ワット数は、75Wです!ワット表示はなく、100V 0.75Aと見えないくらい小さく薄い文字で書かれています。ワット数の計算は電圧x電流なので100V x 0.75A =75W なのです。こちらの写真の赤枠部分↓

なので、下のセルスター商品は最大が50W 定格出力が40Wなので足りず、定格75W以上のものが必要。
定格出力が80WのFTU-100Bなら75Wを超えているので使えます。セルスターのカスタマーサービスの方は余裕を見てFTU-120Bが良いと提案してくれましたが、スペックとしてはこれで充分ですし、コレで使えないならそれは不具合品です。
ここまで書きましたが、スマホだけの充電ならアクセサリーソケット用のUSB5Vコンバーターで充分で、DCACインバーターは不要です。百均でも買えますしね。
アイテム④ 高照度ライト

自動車内の室内灯は以外に暗いんです。
運転する際に明るすぎると危険なので当然なのですが、パソコン作業や本を読むには苦しいのです。特にFacetimeやZoom会議をするときには、室内灯だけだと暗くておばけのように見えるので相手に恐怖を与えます。
なので、明るいライトを準備します。
写真はSMD12個(LEDライト)を百均で購入したものですが十分に明るくて役立ち、夜でも顔をくっきりと写して車中からZoom会議に参加できました。
おわりに
今回は車中泊に役立つ最低限のゆるミニマリスト的アイテムのご紹介でした。
でも、車中泊なんてものは、準備なしで出発し、道の駅に駐車して、シートを倒すだけで始められます。
気温の変化もエアコンで対応できます(※環境のためには良くないし、眠っている間に排気ガスが入ってくる危険もあり)。
なので、この記事を読んで車中泊に興味を持たれましたら、先ず気軽に始めてみてくださいね。
※この簡易車中泊は男性限定です。女性が車中泊する際は外から完全に見えないようにするガチな車中泊準備がおすすめです。