こんにちは、しんじです。
わたし、炊飯器を持っていません。
それなら、土鍋でオシャレにご飯を炊いているんだね、おしゃれ〜、
と褒めてもらえますが、
実は土鍋も無いし、圧力鍋も持っていません、
キッチンにはあるのは15cm直径の片手鍋、アルミ製です。
でも、コレで十分美味しくお米を炊けるんです。
片手鍋でご飯を炊く方法
片手鍋でご飯を炊く方法は煮込むだけです。
お米を普通に洗い、お米と同量程度の水をいれます。
煮込むときに蓋も開けられるので、水の量はだいたいで大丈夫。
コンロに鍋をかけたら、沸騰するまで強火でスタート。
沸騰したら中火の下レベルの火の強さに調整して11分煮込みます。
(時間はわたしの場合なのであなたの片手鍋に合わせて調整ください)
タイマーが鳴ったら、蓋を開けて水分量を確認。
水分が多く残っているなら続けて数分煮込みましょう。
水っぽく無くなったら最後に強火で仕上げます。
蓋を開けてお米を混ぜてから蒸らします。
(片手鍋はそもそも密封されていないので蓋を開けても大丈夫)
これで美味しくお米が炊けました!
炊いたお味は?
片手鍋で炊いたお米は、芯が残っていたり柔らかすぎたりと、常に違った食感のお米が炊きあがります。炊飯器のように何時でも同じようにフカフカ感のあるつまらないお米ではありません。
これは「料理」という言葉がピッタリの常にチャレンジのある価値のあるクッキングだからです。
試行錯誤して手をかけて作ったものが美味しくないわけがありませんね。キャンプで作るご飯が99%美味しく感じることに似ています。
ただし、他の人に食べてもらう時は事前に説明しておいたほうがいいかもしれません。炊飯器で炊いたお米しか知らない人に、片手鍋の楽しさと美味しさを理解して貰う前にクレームが来る可能性が大です。
片手鍋は「玄米」でも炊ける
ある玄米専門店のカツカレーにはまってから、自宅で白米をやめて玄米を好んで食べるようになりました。カレーのドロッとした感じに、パサパサでコロコロした感覚の玄米が合うんです。玄米食を試していくと卵ご飯にも合うし、ラーメンライスにも合います、そして普通に茶碗で白米の代わりでも美味しく頂けるようになりました。
そんなわけで玄米も片手鍋で炊くことになりました。
玄米も片手鍋で炊けますが、
注意点が1つあり、
「玄米を炊く前に3〜24時間を水に浸す」ことです。
これだけで、玄米が水分をしっかり吸収して柔らかく炊くことが可能です。
昔は玄米には圧力釜が必須と思い込んでいましたが、圧力のまったくかからない片手鍋で炊いても美味しく炊けるんです。白米と同じく、様子を見ながら最後の調整をすれば水分多めや、カレー向けに水分少なめにするなど、玄米の炊き上げ加減を調整できます。
(ヒント!)
玄米はどんな炊き方をしても白米のように米粒がくっつくことはないので、もしモチモチ感を得たいのであれば白米や雑穀を混ぜるとよいのです。
こちらの動画で、最後の仕上げの強火で水分を飛ばすところをどうぞ。
おわりに
今回は片手鍋で普通にお米は炊けるというお話でした。
ただ・・・・正直に言うと、炊飯器や土鍋で炊いたご飯のほうがふっくらして美味です。先人の知恵が凝縮されたツールなのであたりまえですね。単純な蓋もしっかりと閉まらない片手鍋で炊いたお米とクオリティの比較をする意味もありません。
でも、自分で「片手鍋だけでなんとかする」というミニマリスト活動として炊くと満足感は片手鍋の圧勝です。モノ少ないのシンプルなキッチンを眺めながら食べると満足感は片手鍋で炊いたお米に軍配が上がりますね。
この記事を最後まで読んでいただき有難うございました。キャンプ気分で片手鍋でお米を炊いてみよう!と思いついたあなたにこの記事が役立つと嬉しいです。