こんな方におすすめ
- 相続で親族の住民票が必要だけれど、本人に依頼できない方
- 親戚の住民票を相続手続のために取りに来たのに窓口で断られた(怒)
親族の住民票は相続に必要な場合は本人でなくとも取得できます!
でも、これ市役所の受付の人が知らないんですよね(怒)
3つの役所で「本人か同居親族でないと住民票は取れません!」と強く断られて、
面倒くさい説明を繰り返し、上司や詳しい人に確認とってもらい、やっとでした。
個人情報保護は大事ですが、もっと周知してほしい。
相続のために親族の住民票を取る際に必要なもの
役所で相続のために親族の住民票を取る際に必要なものは以下です。
- 被相続人(死亡者)と本人の関係、関わる相続者の親族とのつながりが分かる戸籍謄本
- 本人の身分証明書
- 使用目的の説明
要するに、死亡した方の証明、相続者に本人と親族が含まれる証明、ができればOKです。
加えて役所の人のために使用目的がわかる書類やWebページを準備していきましょう。
役所の窓口で説明するのは疲れる
役所での第一関門は受付の人が知らない問題。
「本人か同居親族以外は住民票はとれません」の壁です。
ほんと、どこの役所でも同じことを言われ断ろうとされます。
2個所目の役所では「相続のために取得しに来ました、関係のわかる戸籍謄本をもってきています」と最初に説明しているにもかかわらず、
住民票は取得できません、の回答から始まりました。
なので受付の方に「相続のためには親族は取得できる」ことを上司又は詳しい方に聞いてきてくださいとお願いしましょう。
第二の関門は使用目的を聞かれる問題。
どこに提出するのかを聞かれます。
「提出先からの依頼」がないと住民票を出せないとまで言われました。実際は関係ないのに。
仕方がないので、使用目的を説明するWebページの写しなどを持っていきましょう。
私の場合、住民票を異なる役所に出すだけなので、オンラインで繋がっているんだからそちらでやってよ(怒)です。
不動産屋さんが勝手に住民票を取れる不思議(笑)
実は不動産屋に勝手に住民票を取られたことがあります。
不動産取引を委託していた業者が三文判を使い委任状を作って役所で私の住民票を取得したのです。
まあ、役所なんてそんなレベルの個人情報保護なんです。
※真似しろとは言っていませんよ!
この手を真似して三文判を買おうか?と脳をよぎりましたが、万が一に本人への問い合わせがあると面倒なのでやめました。
おわりに
今回、なぜ親族から住民票を貰えず役所で取得したかというと
相続に関して考えの相違です。
税金控除のための書類準備に協力して貰えず、
でも、控除申請のために相続人全員の住民票が必要だったのです。
印鑑証明だとアウトでしたが住民票なのでなんとかなりました。
相続は、徹底して最大にしたい人、税額が高くても自分の懐が傷まないから手間が少ないがいい人、関心のない人、各々に考えがあります。
そこが異なるとお金が関わるだけに揉めて親族関係が悪くなります。
私も今回の件で「お前とは連絡もうとらん!」と叔父に切れられて、連絡を取ることがなくなりました。
相続で親族関係が悪くなる例を色々と聞いてましたが、実際に自分が体験すると
「他愛のないことだけれど、お金が絡むとこうなっちゃうんだなあ」
と理解できました。
親族なんて、そんなものでした。