久しぶりに東京に出張した際に、ふと「スマホだけで出張できるのか?」と頭をよぎり、仕事用のパソコンの入ったバックパックをコインロッカーに預けて一泊二日を過ごしました。
結果は、iPhoneだけだとキツイ!
画面は狭いし、指は引っかかるし、パソコンがどれだけ楽なのか思い知らされ、
普段はiPhoneをサブ的に使っている時には気がつかなかったのですが、ガッツリと仕事に使うには、私はまだまだ修行不足でした。
スマホネイティブになりたい。
iPhoneだけだと文章の作成がきつい
iPhone だけでメール、表計算、パワポ資料、の閲覧と入力にチャレンジしましたが、画面の範囲が狭く、ミスタイプと選択ミスが重なりキツイ。
iPhoneだけだと文章全体を見れない
まず、iPhoneだけだとメールや書類の全体が掴みにくい。
違う書類を見にいき戻ってきてを繰り返すのが苦しい。
文章の全体を把握できないので、作業に時間がかかり能率が悪い。
ノートパソコンは画面が小さいとはいえ複数のウィンドウを開けることが、作業上は楽なんだと気がついたのは良い発見でした。
iPhoneはノートパソコンのサブとしてメールや資料を開いて読むにはとても良いのですが、単体だけではやはり画面の小ささとシングル画面はキツイものでした。
iPhone操作で手の滑りが悪くなる
iPhoneだけで作業していると、画面の滑りが悪くなってきます。
ガラスの画面を擦りタップするを続けると指の皮膚が擦れるのか、段々と滑りが悪くなります。
滑りが悪くなるとタイプミスや選択位置のミスが増え、作業の効率がガクンと落ちます。
滑りが悪いからと手を洗っても状況は変わらないので、皮膚が疲れているのでしょう。
特にクーラーの無い湿度の高い外部での作業では短時間でスライド時に変な引っ掛かりができて苦しくなります。
選択位置がずれる
iPhoneでカーソルを選択する位置がずれます。
指が疲れてくるのと、滑りが悪くなるとも相まって位置をうまく選択できなくなってきます。特に表計算アプリが苦しい。
これはカーソルキーの無いスマホの弱点ですね。
もう、ほんとに、長時間作業しているとうまく位置を選択できなくなり肩が嫌な感じに凝ってきました。
指だけでなくタッチペンを併用したり、Shimejiなどのカーソルキーがついている入力アプリを使う方が良いかもしれません。
iPhoneだけでよかった事も有り
iPhoneだけで作業して良かった事もあります。
それは、重いパソコンを持たなくて良い!これは最高ですね。
今回は一泊二日で試したので、バックパック無しで着替えすら持たず完全に手ぶらで行動でき開放感は最高でしたね。
持ち物はiPhoneと充電ケーブルだけなのでパンツのポケットだけで事足りました。
おわりに
iPhoneだけで仕事をするに憧れていたのでチャレンジしてみましたが・・・まだまだ修行不足でした。
画面のタップに頼りすぎない音声入力のトレーニングや、画面の切り替えを少なくて済む資料のセレクト、表計算や文章作成を小さな画面でする方法、画面外を想像するための記憶力の使い方、などなど課題が見つかりました。
最近はパソコンを持たずにスマホだけの人も増えているので、パソコン無しの人にテクニックを教えてもらう手もあるかもしれません。
今後、手ぶらでGo!をビジネス時に達成するため、iPhone単体でできることを増やす、そしてiPhoneでできないことは減らす、を考えてやっていきます。