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外国人出張者のアテンド対応を最小にする方法を教えます

外国人出張者のアテンド対応を最小にする方法を教えます

サラリーマンが海外からの訪問者をアテンド(お世話)するとき、気をつけないと24時間勤務の超ブラック状態になります。

サラリーマンを始めた頃は分からずに海外からの訪問者を休日も含めてフルアテンドして疲れ切っていました。

そして、すっごく感謝してくれる人もいましたが、全然喜んでくれないときは何をやっているんだろうと虚しい。

でも、100人以上をアテンドしてきた結論は、あまり構わないほうが意外に喜んでもらえる。

逆の立場になると想像できますが、海外に出張では業務だけでも緊張が続き疲れるのに、苦手な英語で会話し、慣れない地元の食事を食べ、夜遅くまで飲む。

疲れ切りますよね。

なので、うまく角を立てずにアテンドを減らす方法を考えました。

それでは、海外からの訪問者のアテンド業務を減らす方法を紹介します。

公共交通機関を使い自力で会社まで来てもらう

日本は安全な国ですし公共の交通機関が便利で正確です。インバウンド旅行者(外国人観光客)が自由に公共交通機関やレンタカーを使用していることからもわかります。

なので、海外出張者が来る際は敢えて空港に迎えに行かないことを実施しています

空港からホテルまでは自分で移動してもらうのです。もちろん交通手段については事前にメールで詳しく教えますし、何かが起きたときに助けられるように待機はしています。

この第一段階での自由行動(強制)することで日本を自由に動けるノウハウを手に入れてもらうのが重要です。

せっかく海外から日本に来てくれるのだからと空港まで迎えに行きたくなるところをぐっと堪えることが、その後の自由に動いてもらうことに繋がります。

加えて、最悪の場合はひとりで空港まで行き自国へ帰れるという心理的な安心感を持ってもらえます。

もし、空港からアテンドを始めると、訪問者は初めて会う私と(ビジネスのやり取りをメールや電話会議ではしているけれど)、移動中に一生懸命に話すことになり日本の交通手段などについて学ぶことがなく、その後も移動を誰かに頼ることになってしまいます。

ただし、偉い方や上長からのアテンド指示がある場合は素直に空港に迎えに行きますけれど。

夜にプライベートの予定を入れ、海外からの出張者が自由に食事

夜にプライベートの予定を敢えて入れることで夜のアテンドを角を立てずに無しにできます。

業務後の夕方に最悪は断れるレベルの軽い予定を入れておき、基本はプライベートの予定に行き、必要ならサポートできる状態。

セミナーや散髪などが最適ですね。恋人や友人との約束などの重要すぎる予定は避けます。

私の場合、海外から来た人に過剰に親切にしてしまう傾向があり、自分自身の脳に意識させるために予定を作ります。実際には予定がなくてもウソを付くことは可能ですが、個人的に難しい。

アテンドされる側もプライベートの用事があると言うと納得し、ひとりで食事に行ってくれます。特に欧米からの出張者はプライベートを尊重する傾向が強い。

彼らも仰々しいレストランにいくよりも、マクドナルドでハンバーガーやコンビニ弁当をホテルでゆっくり食べる方が休まる日もあるはずです。毎日ビジネスパートナーとランチと夕食に行くのは業務の延長で疲れますから。

海外からの出張者に休日は自由に過ごして貰う

「休日は自由に過ごして」と言います。

これは、夜に予定を入れるに近いですが、休日ははっきりと自由に過ごして欲しいと言う方が良いでしょう。

日本は訪日観光客が自由に安全に動ける国なので、アテンドしなくても十分に楽しめますし、出張者が個人的な趣味の場所に行きたいかもしれません。

もし、日本の案内を希望された際はランチを挟んでの短時間で済ませます。夕食まで一緒にするとアルコールが入り遅くなる可能性があり、お互いの体調のために悪影響だからです。

ただし、個人的に仲が良くなったら友人として休日を一緒に過ごすのも良いでしょう。基準にするのは「ビジネス意外で家族や友人に合わせたいか?」と想像してみると答えが出ます。

私が休日を自由にさせる理由は、逆の立場なら自由にさせて欲しいということもありますが、一番のはオッサン同士で行動したくないから(笑)

 

海外からの出張者に日本のお土産を渡さない

 

せっかく日本に来てくれた出張者ですが、お土産は渡しません

海外に出張に来るスーツケースの容量は限られていますし、本人が家族や友人に持っていくお土産でいっぱいです。

会社のロゴ入りの何かとか、日本の人形とか、貰っても困るのです。

 

私の経験ですが、フランス働いていた時に日本人の出張者をアテンドしました。

出張の終わりにフランス人のスタッフが、ワイン好きの出張者へ立派なデキャンタ(ワインを空気に触れさせるための大きなビーカー)をお土産に渡したのです。

そのあと私が空港まで出張車を送り届けた際、出張者は私にお土産は処分しておいてと渡しました。

それはそうですよね、ガラスのデキャンタはトランクに入れるには大きいし、それだけを追加料金を出して預けるほどでもない。

結局、デキャンタを私の家に職場の人が来た時に見られても困るので、感謝の気持ちは持ちつつ、空港で捨てました。

 

 

おわりに

私は、海外を訪問した時に現地でもできる限りアテンドしてもらうことを避けます。初日のアイスブレークのための会食には参加しますが、それ以降は1人で動きたいと言って自由にしているのです。

おかげで、自由に街を散歩してレストランで注文に苦しみ、スーパーで謎の食材を見つけたりと、海外で1人でないとできない経験を楽しんでいます。

同じように、海外出張に一緒に同行した日本人とも距離を起きます。

たいていは私の方が海外経験が長く慣れているので他の方をサポートするのですが、夜の食事をスーパーで購入して各自が部屋で食べるにしたり、休日は各自が自由に行動にしたりと、構いすぎません。

冷たいと言われることありあすが、海外でガイド無しで1人で動くことは私の経験から価値が高いので、いつか感謝されると信じています。

 

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